小娘の妄想

「パンチ」を「キャンディキャンディ」になぞらえて解説している記事があったが、「朗朗18歳」も負けず劣らず少女マンガしている。大好きな人と幼くして結婚し、ままごとのような新婚生活、することをすれば、たった1度で赤ちゃんができちゃう、という展開は、少女マンガに洗脳された小娘の妄想だよな。たわいないようで、けっこう生臭いんだけど。
しかし、結婚してもいつまでも夫のことを「アジョシ(おじさん)」と呼んでるのって、どうよ。チョンスクが呼んでいるだけでなく、ヒョッチュンの一人称も「アジョシ」。年の離れた夫婦の場合、こういうのもありなんだろうか。
日本語で「おじさん」というと、中年男性のことで、30そこそこの人は入らないだろうけど、韓国ではもう少し広い年齢の成人男性を指すようだ。「八月のクリスマス」でも、タリム(シム・ウナ)がジョンウォン(ハン・ソッキュ)をアジョシアジョシと呼んでたっけ。「サンドゥ」でも、高校生たちが守衛をしているサンドゥに対して「アジョシ」と呼んでいた。韓国では、7歳以上年が上だと、親と同じ世代として扱う、なんてのを昔どこかで読んだ覚えがあるが、その説でつじつまはあうな。