軽いイ・ジョンジェ−『白夜』3,4話

舞台は一転して、イスラム圏の架空の国と、北朝鮮になる。二組のカップルのうち、北側の二人が大人になって登場する。チェ・ミンスシム・ウナである。しかし、イ・ウンジュシム・ウナかぁ。。。違和感ありありだが、イ・ウンジュはこの時点ではたいした存在じゃなかったわけだし、シム・ウナは高校生役ができても、チェ・ミンスじゃムリだから、まあしかたないところかな。
いや、しかしチェ・ミンスかっこいいね。実に骨太な印象である。シム・ウナは、いつもどおり透明な美貌といいたいが、アップになると吹き出物が目立つ。海外ロケと、ロシア語のセリフがストレスだったのかしらん。
主役のふたり登場、なのだが、3,4話のほんとうの主役はイ・ジョンジェだろう。調子のいいプレイボーイの役なのだが、才覚と愛嬌をたっぷりと感じさせる軽い演技で、このドラマの暗い色調を救っている。まっすぐに伸びた足に、白いコットンパンツが美しい。上に着てるシャツは背中が派手な花模様で、おいおい、といいたくなるが、似合っているのでまあいいとしよう。
チェ・ミンスイ・ジョンジェといえば、同じ SBS で95年に放映された名作「砂時計」でも共演しているはずだが、こっちは見てないので、ふたりがからんでいたかどうか不明。