ごちゃごちゃがおもしろい−『ダークホルムの闇の君』

ダークホルムの闇の君 (創元推理文庫)

ダークホルムの闇の君 (創元推理文庫)

たくさんの登場人物が、みなそれぞれの思惑をもって、ごちゃごちゃに動き回り、事態はややこしい上にもややこしくなる。でも読んでるほうはそんなに混乱しないのは、やっぱりキャラクターが生きてるからだろうなぁ。
夫婦、親子、兄弟姉妹の葛藤などが、めっちゃリアルで、いやになるくらい。