シギョンくん来日 ライブ編 前半

さて、oaSis から配られた風船(紫のハート型で、〜oaSis〜 Sung Sikyung の文字入り)と ペンライト(やっぱり紫)をいじったり、まわりの人とおしゃべりをしているうちに、開演の時間になった。ファンクラブの団体観覧席なので、まわりは全部同病の人である。いや、これはほんと、居心地がいい。ただ、舞台が高く、アリーナ席で床がまったく傾斜してないので、かなり首に負担がかかる席でもあった。
トップバッターは Lexy。姐御っぽいイメージがあったのだが、実物を見ると、けっこうかわいい。歌もダンスも切れがよく、さすがの実力である。だが、客席はかなりすいてる上に、まだあったまってない、という感じで、立つ人もぱらぱら、盛り上がりきらずに終わってしまった。司会の人が「フィソンと同じく YG Entertainment(所属会社)ですが。。。」と話を振ると、「次はほかの仲間も、日本にいっしょに来たい」と言っていた。それを聞いて、「Big Mama!」と心で叫んだのである。生歌聞きたーい。
お次は、ナ・ユンゴンくん。この人もキム・ヒョンソク プロデュースでデビューした人である。シギョンくんと同じ事務所の後輩でもある。「クナリフロ」というシギョンくんの1曲が聞きたいがために「いつか楽園で」というドラマの OST を買ったのだが、彼もその中で数曲歌っているので、声はすでにおなじみ。
いつか楽園で (ファンテジャエ チョッサラン) OST (MBC TV Series) / First Love of the Prince OST (MBC TV Series) (韓国盤)*1
CD よりライブのほうがずっといい。いい歌い手の証拠である。だが、ルックスも歌も、どこも悪くないんだけど、いまいちインパクトに欠けるなー、という印象。
次に出てきたのは、キム・ボムス。歌がうまいのは当然の韓国芸能界の中でも、頭ひとつ抜けてるという実力の持ち主。今回、シギョンくんの次に楽しみだった人である。歌ったのは、ドラマ「海神」の主題歌である「니가 날 떠나(ニガ ナル トナ/君がぼくを去って)」、この英語バージョンでビルボードチャート入りを果たしたという「하루(ハル/一日)」、そして、ご存知「보고싶다(ポゴシプタ/会いたい)」の3曲。いやー、もうすばらしい声量と表現力。聞いてるとびりびり震える、という感じである。だが、こちらを読むと、これでもベストの出来ではなかったらしい。うっそーん。まったく底知れない実力である。
そして、ホン・ギョンミン。きょうのメンバーの中で、唯一いままで聞いたことのない人だったのだが、正調ロックという感じで、パフォーマンスも MC も楽しかった。このへんから立って踊ってました。
ラス前は、フィソン。この人は、歌番組にもよく出てるんだけど、いつ見ても、実に安定している。きょうのパフォーマンスもきっちりこなしていて、ダンスもかっこよかった。やんちゃな少年みたいな雰囲気が魅力なんだけども、3集のモムチャン写真にはかなりひいたが、4集では元の路線に戻ってほっとしました。でも、スクリーンに映し出された顔のアップを見ると、ちょっと化粧濃いような。疲れてて肌あれだろうか。司会の「4集、持ってますよね」という問いかけに「イェー!(はい!)」と元気よく手を上げたのはいいのだが、あがった手がかなり少なかったぞ。フィソンのファンばっかりじゃないんだから、こういう質問は逆にやばいよなー。
しかし、このへんから、次のシギョンくんの登場を考えると、もう心臓がばっくんばっくんという状態で、せっかくのフィソンのパフォーマンスも聞いてるんだか聞いてないんだかよくわからない。見た目は、立ち上がって、ふつうに乗ってるように見えただろうけど。あー、こうやって思い出しても、まだ動悸がするわ。

*1:「ファンテジャエ チョッサラム」じゃないよ。「チョッサラン」! 「皇太子の初恋」という原題。