デイルマーク王国史(1)

詩人(うたびと)たちの旅―デイルマーク王国史〈1〉 (創元推理文庫)作者: ダイアナ・ウィン・ジョーンズ,田村美佐子出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2004/09メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (18件) を見る主人公の少年は11歳。レモニー…

本編終わり−『西の善き魔女 VI』

西の善き魔女VI- 闇の左手 (中公文庫)作者: 荻原規子出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2005/08/26メディア: 文庫 クリック: 10回この商品を含むブログ (40件) を見るまだ外伝はふたつ残っているが、本編はとりあえずこれで完結。この世界の謎も解決。 …

一段落−『雨に祈りを』

雨に祈りを (角川文庫)作者: デニスレヘイン,Dennis Lehane,鎌田三平出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2002/09/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 9回この商品を含むブログ (20件) を見る毎回ケガが重くなる。。。これ以上、このシリーズを、ふたりの主…

またまた後味の悪い話 −『愛しき者はすべて去りゆく』

愛しき者はすべて去りゆく (角川文庫)作者: デニスレヘイン,Dennis Lehane,鎌田三平出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2001/09/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 27回この商品を含むブログ (32件) を見るストーリーはほんとに救いがないんだけど、パトリ…

ノンフィクションもう1冊

小野田寛郎の終わらない戦い作者: 戸井十月出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/07/28メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 53回この商品を含むブログ (27件) を見る

映画『マラソン』のモデル

走れ、ヒョンジン!作者: 朴美景,蓮池薫出版社/メーカー: ランダムハウス講談社発売日: 2005/07/09メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (9件) を見る

『穢れしものに祝福を』

穢れしものに祝福を (角川文庫)作者: デニスレヘイン,Dennis Lehane,鎌田三平出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2000/12/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 5回この商品を含むブログ (16件) を見るカルトとの対決? かと思ったら、そちらには深入りしなか…

暴走キャラが楽しい−『山姫アンチメモニクス』

コメディ? と思ったのだが、デビュー前の作者のサイトに「はぐきチャン」というお馬さんのキャラがいたことを思えば、もとからある芸風作風なんだよね。 まわりに迷惑をはね散らかして暴走するキャラが、途中でへんに改心したりすることなく、暴走しっぱな…

大人たちのマヌケぶり−『爬虫類の部屋にきた』

姉弟妹には、「きょうだい」とルビがふってあったので、納得。 大人たちのマヌケぶりがあまりにご都合主義でしらける。もともとリアリティを指向したような話ではないのだが、それならなおのこと、人物の動きや心理があほらしすぎては、逆に荒唐無稽な部分や…

女の子の比重

薄紅天女作者: 荻原規子出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 1996/08/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 47回この商品を含むブログ (49件) を見る前二作に比べて、いまいちノリが悪いなーと感じたのは、前半主人公が男ふたりで、全体に女の子の比重が軽い…

愛と妄執−『白鳥異伝』

白鳥異伝作者: 荻原規子出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 1996/07/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 58回この商品を含むブログ (54件) を見る『空色勾玉』の再読で予習も終わったので、2日で一気に読了。百襲姫が、すごく印象的だった。

数年ぶりに再読−『空色勾玉』

何年か前に読んでいるのだが、そのときは、セリフがあまりに現代的なのに、なんとなくなじめなくて、続きを読もうとは思わなかった。「西の善き魔女」シリーズ、『風神秘抄』とくると、そのあたりには抵抗なくなっているので、すらすらと読めた。 光の王子と…

惹句ほど悲惨ではない−『最悪のはじまり』

ここのところ子供の本ばかり読んでいるが、こんなものにも手を出してみた。昨年映画になった話題作。ハリー・ポッターより対象年齢が低い感じ。これならうちの小学2年生でも読めそうだ。 主人公の三姉弟妹*1のキャラクターもおもしろいし、筋立ても悪くない…

いてて

九年目の魔法 上 (Sogen bookland)作者: ダイアナ・ウィン・ジョーンズ,浅羽莢子出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2004/11/06メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見る九年目の魔法 下 (Sogen bookland)作者: ダイアナ・ウィン・…

きょうも2冊

スコッチに涙を託して (角川文庫)作者: デニスレヘイン,Dennis Lehane,鎌田三平出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1999/05/21メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 8回この商品を含むブログ (17件) を見る闇よ、我が手を取りたまえ (角川文庫)作者: デニスレヘ…

夏休みの図書館

魔法がいっぱい―大魔法使いクレストマンシー外伝作者: ダイアナ・ウィンジョーンズ,佐竹美保,Diana Wynne Jones,田中薫子,野口絵美出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2003/03/01メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (7件) を見るこのシリー…

並行して

シャッター・アイランド (ハヤカワ・ノヴェルズ)作者: デニス・ルヘイン,加賀山卓郎出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2003/12/11メディア: 単行本 クリック: 26回この商品を含むブログ (24件) を見る魔術師の少年のかわいい話と並行して、この陰惨な話を読…

『トニーノの歌う魔法』

トニーノの歌う魔法―大魔法使いクレストマンシー作者: ダイアナ・ウィンジョーンズ,佐竹美保,Diana Wynne Jones,野口絵美出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2002/03/01メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (8件) を見る

『時の町の伝説』

時の町の伝説作者: ダイアナ・ウィン・ジョーンズ,佐竹美保,田中薫子出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2004/06/20メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (9件) を見る

映画の予習

チョコレート工場の秘密 (ロアルド・ダールコレクション 2)作者: ロアルド・ダール,クェンティン・ブレイク,Roald Dahl,Quentin Blake,柳瀬尚紀出版社/メーカー: 評論社発売日: 2005/04/30メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 47回この商品を含むブログ (21…

子供のために借りたのだけど

おばけ桃の冒険 (評論社の児童図書館・文学の部屋)作者: ロアルド・ダール,N.E.バーカート,Roald Dahl,田村隆一出版社/メーカー: 評論社発売日: 1972/09メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (22件) を見る自分が先に読んじゃった。…

最近あたりが多い

日本奥地紀行 (平凡社ライブラリー)作者: イザベラバード,Isabella L. Bird,高梨健吉出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2000/02/15メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 56回この商品を含むブログ (80件) を見るこれもすごくおもしろかった。とくに後半のアイヌ…

1日に2冊

魔女と暮らせば―大魔法使いクレストマンシー作者: ダイアナ・ウィンジョーンズ,佐竹美保,Diana Wynne Jones,田中薫子出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2001/12/01メディア: 単行本 クリック: 9回この商品を含むブログ (12件) を見るクリストファーの魔法の…

だいぶ飽きてきた

犬夜叉 (41) (少年サンデーコミックス)作者: 高橋留美子出版社/メーカー: 小学館発売日: 2005/08/08メディア: コミック クリック: 1回この商品を含むブログ (18件) を見る

『ミスティック・リバー』

ミスティック・リバー (ハヤカワ・ミステリ文庫)作者: デニスルヘイン,加賀山卓朗出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2003/12/20メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 32回この商品を含むブログ (39件) を見るこれだけの話をよく過不足なく映画にまとめたなー、…

読んだ

魔法使いはだれだ ― 大魔法使いクレストマンシー作者: ダイアナ・ウィン・ジョーンズ,佐竹美保,野口絵美出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2001/08/29メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 28回この商品を含むブログ (15件) を見る

読了

風神秘抄作者: 荻原規子出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2005/05/21メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 30回この商品を含むブログ (100件) を見るひさびさに夜更かししてまで読んだ。これを子供だけに読ませておくのは、もったいない。

読了

魔空の森 ヘックスウッド作者: ダイアナ・ウィンジョーンズ,Diana Wynne Jones,駒沢敏器出版社/メーカー: 小学館発売日: 2004/11/01メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (16件) を見る

読みやすいが奥が深い−『韓国の食』

帯に『大長今』の文字があるが、これは便乗本ではなく、88年に発行された本の新装版である。なぜ『大長今』が出てくるかというと、著者(というより、対談本なので語り手)がドラマの料理指導をした料理研究家の実母であり師でもある人で、宮廷料理を実際に…

砂漠の王子−『西の善き魔女5』

この巻は、もともと外伝として発表されたもので、主人公はフィリエルではなくアデイルである。 女王候補として、政治の渦中にいる16歳のアデイル。そんな立場など眼中になく、ひとりの少女としてのアデイルの前に立つ、失われた国の王子。しかも舞台は砂漠の…